海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできるという本を読んだんですが、英語以外の目標達成にも役に立つ本だと思いました。
こんにちは。ソフトバンクの孫社長といえば、世界中の企業と連携しながら、
ビジネスを拡大させていく、スーパービジネスマンですが、
孫社長を支えるブレーンの皆さんも、またすごい人たちです。
ブレーンだった三木雄信氏が著者である、海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできるを読了した後の感想をまとめたいと思います。
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三木氏には1年で英語をマスターしなければならない理由があった
本書は、どうして、三木氏が1年で英語をマスターしなければならなかったかという話から始まります。
全く英語ができなかった三木氏はソフトバンクの入社面接で、孫社長から
「英語はできるか?」
と聞かれた時に、
「日常会話くらいなら」
と答えたそうです。
その後、無事に入社した三木氏は、孫社長の会議の議事録担当でした。
そして、運命の日がやってきます。
海外出張の際の会議でも同席=議事録作成を指示されたんです。
英語が全く聞き取れないまま会議が終わり、
孫さんが唖然としていた姿をみて、このままではクビになると悟り、
1年で英語をマスターしようと誓ったそうです。
印象的な内容・その1 ゴールを具体的に。そして、出費する
なかでも印象的なのが、
という事です。
ゴールが明確になっている事で、「いつか実行する」
というような曖昧さがなくなり、実施する事が現実的になりますし、
更に1年後のゴールに対して、今からお金を払っておくことで、
逃げることもできません。
例えば、ダイエットなら1年後に受け取る特注の服を前もって買っておくとか、
出来なかったら、みんなに食事をおごる罰ゲームというのも
面白いかもしれません。
印象的な内容・その2 取捨選択・優先度をつける
1年という期間は長いようであっという間にやってきます。
そのため、三木氏もやる事とやらない事を明確にしたようです。
話すことと聞くことに集中し、発音や単語・熟語・文法は諦めること。
沢山の言い回しがある表現も1つに絞ったそうです。(P60~P79)
自分が本当にやらなければならない事に対して、
徹底的に工夫する。
この取捨選択や優先度をつけることが、目標達成には大事なんですね。
印象的な内容・その3 時間は作るもの
三木氏が英語を勉強し始めた時期は、実業が超多忙な時だったそうです。
朝から晩まで仕事がびっしりでしたが、時間をうまく捻出して、勉強時間に充てていました。
そうする事で、朝7時からの英会話学校や、通勤時間中にCDを聴きまくるなどで、毎日3時間の勉強時間を作っていたのです。
コツは、毎日の生活パターンを一定化させることで、
それでも予定通りにいかない場合は、土日を使って帳尻を合わせるそうです。(P103~P108)
印象的な内容・その4 仲間が大事
三木氏と同じように、英語をマスターしなければならない状況に置かれた人たちが、
英会話学校で同じクラスだったようです。
彼らと、いい意味で競争関係にあり、飲み会などでお互いの夢を語り合あっていたので、
モチベーションを維持し、英語がマスターできたと振り返っています。(P117~P121)
何か成し遂げるためには、仲間が大事という事を再認識しました。
おわりに
と思うだけでなく、すぐに航空チケットを買って英語を学ぼうという気持ちになった、
本です。ありがとうございました。
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