風しん追加対策事業(第5期定期接種)で風しんの予防接種を受けた記録

こんにちは。
けいた(@keita4212)です。

自治体から、「風しん追加対策事業(第5期定期接種)」という案内が届きました。

これは、

「最近問題になっている、中年男性の風しん抗体が少ない状況をなんとかしようと言うことで、厚生労働省主体で、抗体検査と予防接種を無料で実施できますよ」

という仕組みです。

無料で受けられるし、感染しても、人にうつしても嫌なので、申し込んでみました。
しかし、とても面倒くさかったので、その顛末を報告します。

風しんって、どんな病気?今回の対象者は?

ウイルス

 

最初に、風しんってどういう病気なのかについて説明し、今回の風しん追加対策事業の対象者について確認したいと思います。

 

風しんは本人だけでなく、お腹の中の赤ちゃんにとっても危険

最初に、風しんとはどんな病気なのかを説明します。

 

引用文書

風しんウイルスに感染すると、約2~3週間の潜伏期間の後、発しん、発熱、首のうしろのリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。

また、せき、鼻汁、目が赤くなる(眼球結膜の充血)などの症状が見られることもあります。

妊娠中の女性が風しんに感染すると、お腹の赤ちゃんにも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、心臓に異常があるといった「先天性風しん症候群」になる可能性があります。
<横浜市HPより>

風しんにかかったら、本人だけでなく、妊婦さんのお腹の赤ちゃんにも大きい影響があるため、非常に危険です。

お上(厚生労働省)は、少子高齢化のため出生率をあげようとしているなか、お腹の中の胎児が風しんにかかってしまうのは、大きなリスクと考えているのでしょう。
そのため、予防接種を呼びかけているんですね。

風しん予防接種の今回の対象者は?

普通、自治体が行っている風しん対策では、妊娠を希望されている女性のパートナーや妊婦のパートナーが対象となります。

その場合も、費用の一部は自己負担です。
今回の対策では、昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日までに生まれた男性が対象です。
というのも、この時期の男性は、小さい頃に風しんの予防摂取を受けていなかったため、抗体をもっておらず、風しんにかかりやすい状況なんです。
昔はごめんなさい。
今からでも、予防接種受けてね。
というのが、厚生労働省の本音なんでしょうね。

風しん抗体検査の流れ

プロセス図
というわけで、自分が風しんにかかるのも嫌ですけど、知らないうちに、公共の場で妊婦さんや胎児に風しんをうつす事も嫌だと思うので、風しんの抗体検査を受けることにしました。
しかし、これが面倒くさいというのが、正直な感想です。
その理由を説明します。

風しんの抗体検査を受けられる病院を探すのが面倒

まず最初に大変だったことは、日本にあるすべての病院で、風しんの抗体検査を受けられるわけではないため、対応可能な病院かどうか探すかという事です。
対象の病院は、ネットを使えば簡単にわかりますけど、更に面倒なのは、
・自分の空いている時間(例えば、土日とか)に検査ができるのか
・事前に申し込みが必要なのか
などの確認のため、電話や直接訪問して問い合わせしなければならないということです。
混雑していて電話がつながらない事もあり、更に、平日のほうが連絡取れやすいため、仕事の合間に対応するので、非常に面倒でした。

抗体検査受診票への記入が面倒くさい

次に、抗体検査受信票の記入についてです。
お役所仕事なので、必要書類への記入は仕方ないと思っていました。
そのため、住所や、生年月日、名前など、基本的なところは問題ないのですが、
手が止まったのは、それ以降の項目です。
・風しんにかかったことがあるか
・風しん、麻しんなどの予防摂取を受けたことがあるか
うちの両親は、筆者の母子手帳をずっと保管してくれているので、連絡を取ればすぐに状況はわかりますけど、母子手帳が存在していない人もいるでしょうから、どうやって確認するんでしょうね・・・・
書類に、
不明の場合は、未記入で結構です
みたいな、文書があればいいんですけど、そんな一文もなかったので、更にモチベーションが下がるポイントでした。

抗体検査を受けるまでが長い

筆者が行った病院は、検査のための予約が不要ということでしたので、仕事の空き時間に訪問しました。
問診票を書いたり、クーポンを渡したりと事務的な作業を行い、待合室で待っていましたが、呼ばれるまで待ち続けます。
なぜかというと、抗体検査をする前に、医者の問診を受けるからです。
そのため、ほかの患者さんがいると、自分の順番まで待たなければなりません。
多忙な人であれば、待ち時間を作るだけでも、難しいでしょうね。。。

抗体検査の結果まで時間がかかる

30分くらいまって、問診を受けたあとに、いよいよ抗体検査です。
抗体検査は、採血して検査をするため、1本分の血液を採取する事になります。
採血しても、その血液を検査するために業者へ発注する必要がありますから、結果がわかるまで1週間ほど時間がかかります。
筆者は、インフルエンザのように、すぐに抗体の有無がわかると思ったんですけど、、、、。
血を抜く事は、すぐ終わりました。

検査結果を確認のため、再度病院を訪れるよう言われる

さらに面倒なのは、検査結果を確認するために、1週間後に病院へ行くことです。
そこで、ようやく抗体があるかないかがわかり、その次のステップへ進むかどうかわかります。
病院で結果を聞くためには、また受付をして他の患者がいれば、待機して・・・・という流れが続きます。

抗体検査までの流れ

病院からの提案と筆者の都合もあり、結果は郵送してもらう事になりました。
(切手代自己負担)
ここまでの流れを確認すると
・抗体検査できる病院へ、検査可能時間などを確認する
・抗体検査受信票に必要事項を記入するため、親に問い合わせする
・抗体検査を受けるため病院へ行く
・抗体検査結果を聞くため、病院へ行く
・抗体が少ない場合、予約した時間に予防接種へ行く
となります。
インフルエンザのように、簡単に予防接種までできると思ったら大間違いです。
40代~50代の男性が対象ですが、この世代は多忙なので、こんなに時間をかけられないと思うのですけど、そういうところを考慮しなかったんですかね・・・。
健康診断など、会社のイベントとして抗体検査をする事ができれば、まだ救いがあるかもしれませんけど、腰を上げてまで検査しようと思う人がどのくらいいるか疑問ですわ

抗体検査の結果確認から風しんの予防接種までの流れ

1週間後、抗体検査の結果が届きました。
結果は、抗体不足のため、風しんの予防接種を受けてください
というものでした。
今まで、風しんの予防接種を受けた事がないですし、風しんにもかかったことがないため、当たり前ですよね。

風しんの予防接種のためのワクチンを取り寄せる

筆者の都合で、抗体検査の病院とワクチン接種の病院を変えなければならなかったので、再度、予防接種できる病院を探して事情を話すところからスタートしました。
しかし、普通の人は、抗体がないと結果を告げられた段階で、ワクチンを取り寄せる手続きに進むと思います。
ワクチンを取り寄せるのに、だいたい1~2週間かかるので、それまでは待ち時間となります。

やっと風しんの予防接種を受けられる

ワクチンが届く日を確認してから、病院を再訪します。
この時、風しん追加対策事業(第5期定期接種)に入っていたクーポンが必要ですので忘れないでください。
病院を訪れたら、またまた受付→必要事項への記入→問診と進みます。
予防接種のため、体温も計測します。
ここまでで、早くて30分くらいでしょうか。
筆者の場合は、ほかに患者さんがいなかったので、意外と早く進みました。
そして、お医者さんが、予防接種するのに問題がないと判断すれば、いよいよ風しんのワクチンを接種します。
ただし、風しん単独のワクチンはないため、風しん・麻しん混合ワクチン(MRワクチン)となります。
上腕に打たれて終了です。
特に腫れがなければ、当日のアルコール、お風呂、運動などは問題ないとのことでした。
ここまででおよそ3週間。
長い道のりでした。
ちなみに、予防接種をしても、すぐに抗体ができるわけではなく、さらに2~3週間かかるようです。

今回のまとめ

風しん追加対策事業ということで、風しんの抗体検査を受けてみましたが、実に面倒くさい流れでした。
改めて、その流れを書き記します。
風しん抗体検査から予防接種までのプロセス
・抗体検査できる病院へ、検査可能時間などを確認する

・抗体検査受信票に必要事項を記入するため、親に問い合わせする

・抗体検査を受けるため病院へ行く

・抗体検査結果を聞くため、病院へ行く

・抗体が少ないと判断された場合、予防接種用のワクチンを発注する

・予約した時間に再度病院を訪問し予防接種する
すべてやり終えるまでに、数週間必要で、なおかつ、病院へ3回行く事になるため、それなりの時間も必要です。
風しんの予防接種は、これから生まれてくる赤ちゃんのためにも、大事なのはわかりますけど、対象者の多くが、この長いプロセスを経てまで受けるか気になります。
とはいえ、海外旅行や出張を予定している方は、特に風しんが流行している地域もありますから、該当の年齢の方は、予防接種を受けたほうがいいと思います。
もう少し、受診率が高まるよう、見直したらどうでしょうかね?
>お役所の皆様

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