成田空港への移動は成田エクスプレスがオススメな理由とは

 

今度、成田空港から飛行機にのるんですけど、お得に移動できる方法ってないのかしら?

 

横浜や大宮からだと、成田エクスプレスがオススメです。
往復だと割安きっぷがあるんですよ

 

バスや京成スカイライナーで移動するメリットとは

こんにちは。
けいた(@keita4212)です。

成田空港にバニラエアやジェットスターといったLCCの飛行機が多く発着するようになってから、成田空港へ行く機会が増えてきました。

成田空港は、遠い・不便というイメージでしたが、遠いけど便利という印象に変わっています。

「遠い」のは同じなので、いかに効率よくそしてリーズナブルに移動出来るのかが重要ですよね。

成田エクスプレスについて話す前に、バスや京成スカイライナーで移動する場合を考えてみましょう。

バスで移動する場合

成田空港へバスで移動する場合、リムジンバスと格安バスがあります。

リムジンバスは、京王多摩センターやふじみ野といった、乗り換えが大変な場所と成田空港を結んでいますので、沿線住民には非常に便利です。

便利な半面、料金は私鉄で乗り換えるより高めの設定なのと、事前予約ができないので混雑期は乗れない可能性があります。

東京駅からですと、1000円バスといった格安バスがありますが、こちらもインバウンドの旅行者で時間帯によっては乗りにくい時がありますし、何より重い荷物を持って東京駅前のバス乗り場まで移動しなければなりません。

京成スカイライナーで移動する場合

京成スカイライナーは、上野・日暮里から成田空港まで結んでいる空港接続線です。

1時間に2~3本走っており、1回に多くのお客さんも乗れますし、成田エクスプレスよりも安価で移動できますが、デメリットは上野や日暮里まで移動しなければならないことです。

京浜東北線の埼玉寄り沿線にお住まいの方やコンパクトな荷物しか持っていない場合は、比較的便利でしょう。

 

成田エクスプレスで移動するメリット・デメリットとは

 

主要駅から乗換なしで移動出来るメリット

成田エクスプレスは、大船・横浜、大宮、渋谷・新宿・池袋といった山手線ターミナルや、埼玉、神奈川の主要駅から乗換なしで成田空港まで行けるのが最大のメリットです。

30分に1本もしくは1時間に1本の頻度で走っていますので、混雑時期を除いて比較的席に余裕がありますし、乗換が不要ですから重たい荷物を持って駅の階段を歩く手間も省けます。

これらの場所から移動するのであれば、圧倒的に成田エクスプレスの利用が便利でしょう。

しかし、デメリットが2つあります。

料金が高いデメリット

1つは、バスや京成スカイライナーに比べて料金が高めという事です。

成田空港駅までの片道の値段は、以下の通りです。

高尾・八王子・大船・戸塚 4,620円

立川・国分寺・横浜・三鷹 4,290円

大宮 3,840円

吉祥寺・武蔵小杉 3,360円

池袋・新宿・渋谷・品川 3,190円

東京 3,020円

※戸塚、三鷹は空港第2ビル駅行の場合1割近く安くなる
※通常期の大人の値段

人身事故による電車遅延の可能性あり

京成スカイライナーでも発生する可能性がありますが、成田エクスプレスは、総武快速線・横須賀線・山手貨物線・中央線など人身事故が多い路線を走るので、電車遅延のリスクを秘めています。
しかし、最近はホームドアの設置が加速で、事故が多発していた総武快速線の新小岩駅もすでに設置済みですので人身事故による遅延リスクが下がっています。

N’EX往復きっぷを使えば、リムジンバスより安価に移動できる

 

1つ目のデメリットだった料金が高いと言うことに対する解決策として、「N’EX往復きっぷ」という手があります。

往復利用、ゴールデンウィークや夏休みなどは利用不可、往路利用開始14日以内に復路利用という制限がありますが、通常よりも、20%~30%程度安くなっており、リムジンバスよりも安価です。

 

N’EX往復きっぷの普通車を利用した時の料金を確認する

東京都区内成田空港・空港第2ビル大人4,940円
小児2,470円
横浜(市内)大人6,170円
小児3,080円
武蔵小杉大人5,140円
小児2,570円
高尾大人6,170円
小児3,080円
大宮大人5,140円
小児2,570円
大船~逗子大人6,380円
小児3,190円

東京都区内は、23区内のJR駅であればどこから乗車しても同じ値段です。

東京都区内からですと、N’EX往復きっぷの普通車は往復で4940円です。

東京駅から成田エクスプレスに乗ると片道3020円で往復は6040円です。

そのため、N’EX往復切符のほうが、1100円お得になります。

 

俺、学生なんで、金ないんっすよ

普通電車やバスの場合、席幅が狭かったり、最悪立ってないとダメだったりします。

旅行へ行く時や帰ってきた時に疲れたり、ストレス抱えるくらいだったら、N’EX往復きっぷを買って成田エクスプレスに乗るのはいかがですか。

座席もゆったりしていますし、成人男性でも脚を組める席幅がありますし、何より乗り換えしないので寝ていけます!

 

N’EX往復きっぷを買うときの注意点

いいことづくめのN’EX往復きっぷですが、気をつけなければならない注意点がいくつかありますので整理しますね。

注意点1 駅の指定席券売機からしか購入できない。

注意点の1つ目は、駅の指定席券売機からしか購入できないという事です。

みどりの窓口では買えないので気をつけてください。

駅の指定席券売機はの操作がわからない場合は、駅員さんに尋ねると教えてくれます。

注意点2 前日までに切符を買わないといけない。

注意点の2つ目は、成田空港へ行く日の前の日までに切符を買わないといけないということです。

当日、飛行機を予約して移動する場合は滅多にないと思いますので大丈夫だと思いますが、忙しくてうっかり買い忘れていたという事が無いようにしてください。

注意点3 帰りの指定席は予約しなくても大丈夫

注意点の3つ目は、帰りの指定席は予約しなくても大丈夫という事です。

飛行機の遅れなどで、あらかじめ予約した指定席に乗れない場合がありますので、帰りの分は未予約のままにしておき、帰国後の成田空港駅や空港第2ビル駅のみどりの窓口や指定席券売機で席の予約を受けましょう。

 

 

成田空港のみどりの窓口は、外国人が数多く並んでいますから、指定席券売機がおすすめですよ。

 

終わりに

N’EX往復きっぷですが、今のところ2019年9月30日までの発売となっています。

しかし、基本的に半年ごとに発売期間が延長されていますので、引き続き利用可能と考えます。

詳しくは、以下のJR東日本のサイトをご覧ください。

おトクなきっぷ:JR東日本
JR東日本の特別企画乗車券「おトクなきっぷ」をご紹介します。フリーエリアが乗り放題になるきっぷや往復割引、回数券、フリーパスなど条件を指定して検索できます。

 

成田エクスプレスをお得に賢く使うことで、旅のランクがアップすること間違いないですよ。

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